現在でも人気の高い真田氏は、『真田日本一の兵、古よりの物語にもこれなき由』と徳川家康にも賞賛される程のツワモノとして恐れられていました。 また、真田六文銭の赤備え（あかぞなえ）は有名な話で、具足、旗差物などのあらゆる武具を朱塗りにした部隊編成し敵陣を震え上がらせました。

赤備えは特に武勇に秀でた武将が率いていた事が多く、後世に武勇の誉れの象徴として語り継がれたほどです。 旗印の六文銭は、仏教の六道銭をあらわしており、いわゆる“三途の川の渡し銭“でありこれを旗印にすると言う事は、いつでも死ぬ用意が有るぞ！と言うメッセージが込められているとされ、敵を恐れさせました。

この素晴らしい真田幸村公兜を基本に忠実にミニチュア化して、さらに勇壮にリデザインして仕上げました。 特徴的な「月」「六文銭」の「前立て」、「鹿角」の「脇立て」には、厚めの金渡金加工を施してあります。

また、正絹で編み込まれた縅（おどし・全ての部品を繋ぐ紐の事）は重々しくも深みのある黒色で揃えました。 細かく細かく編み込んでありますので、通常よりも手間と暇をかなり掛けて仕上げてあります。 あご紐も太目の組み紐で、緑を基調とした多色彩を採用しました。

兜は厚い鉄板を矧ぎ合わせた南蛮鉢を模した鉢（はち・頭の部分）に、小さいと細工しにくい錣（しころ・首を後ろから守る部分）を手を抜かず美しく編み付けてあります。 朱赤は魔除けの色と言われ縁起が良く、お家の末長い発展とご家族みなさまの無事な成長を祈念するのにとても良きお色となっています。

収納箱を兼用している飾り台は本桐製です。バックに使用する屏風はしっかりとした造りの紙製の金屏風がセットされています。 金色のバックに朱赤の兜でどっしりした造りの兜を際立たせます。 桐箱の桐は燃えにくく水湿に強い、保管箱には一番適した素材と言われています。 実際、刀剣や書画などの骨董品、タンスや家具にも広く使われてきました。 まさにお兜を収納するにはもっとも最適な素材の箱といえるでしょう。

小さくても本格派の威厳漂う本物志向のミニ兜コンパクト収納飾りセットです。 お店などの開店祝いや商売繁盛のしるしとして、合格のお祝いやお守りとして飾って頂いてもけっこうです。 日本人の方のみならず、海外へのお土産やプレゼントとしても大変重宝いたします。 重厚でとても品が良く造りもしっかりした一級品ですので、本物の味わいを感じ取る事が出来ます。

＜お飾り台兼用収納箱のサイズ＞
間口25×奥行18×高さ16(cm)

※屏風は桐箱の中には収納できません。

※お造りはお節句用商品とは違い、あくまでもお土産用程度の仕上りとなっております。ご了承の上、ご検討下さいませ。

※品質向上の為、細部の部品仕様が画像と異なる場合があります。

※商品は全て一つ一つ手作りの品の為、お届けする品の色柄が画像掲載品と多少異なる場合がございます。

※大量生産品のような均一な出来とは違いますので、ご理解の上、ご検討下さいませ。